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6年租税教室

公益社団法人長井法人会女性部の方にご来校いただき、6年生の租税教室がありました。
 
最初に「みなさんはどんな税金を知っていますか」と質問をされて、子どもたちは、所得税・法人税・消費税・酒税など大変多くの税金の名前を答えていました。
 日本では、60兆円が1年間に納税されているとのことです。1億円のお札の束のレプリカを実際に持たせていただき、60兆円は1億円のレプリカ60万個分と教えていただきました。
 税金が使われている物かどうかを、カードで子どもたちが仕分けをしていきました。みんなが平等に利用する学校や交番、消防署等は税金が使われ、いろんな種類のあるコンビニやスーパー、工場等は税金が使われないということを確認しました。 
 もし税金を使わないで、小学校に通学すると授業料は月7万円も納める必要があるそうです。子どもたちが勉強するために、多くの人の税金が使われていることを、教科書の無償化を例に挙げて教えてくださいました。 
 次に、「マリンとヤマトの不思議な日曜日」というDVDを見せていただきました。もしこの世に税金がなくなったら、火事消すために消防の方に料金を支払うことになります。また泥棒を捕まえてもらうために、警察にも料金を支払わなければなりません。ゴミの回収がなくなり、町中はゴミだらけになってしまします。「税金は安全で豊かな夢のある生活のために使われている」、また、「税金は公共のために使われる、公共とは誰でも平等に受けることができるもの」と教えていただきました。 
 信号機1基200万円、救急車2600万円、はしご車1憶6千万円、防災ヘリ16億円等、生活に欠かせない多くの物は個人では購入できないので、みんなが納税した税金で購入されているとお聞きしました。
 最後に、「国民には『教育を受けさせる義務』『勤労の義務』『納税の義務』があります。みなさんも大きくなったら、働いて納税の義務を果たしてください。そして、帰ってから、今日の税金の話をお家の人にしてください」と締めくくられました。